※兵庫教育大学大学院の受講生のみなさんへ

 お約束の通り,みなさんにしていただいた授業評価の結果をご報告します。
 わずか(?)4日間でしたが,いかがだったでしょうか。
 これを機会に,どうぞ遠慮なくご連絡下さい。いつでも歓迎します。楽しみにお待ちしています。



受講生による授業評価

兵庫教育大学大学院 「障害児教育法制論(集中講義)」(01年度)  講義担当者:真城
 

 授業評価調査の結果      講義の概要




授業評価調査の結果
 このページの質問項目は、兵庫教育大学で指定された授業評価の項目を使わせていただいております。
 したがって,いつも用いている項目とは内容がかなり異なっています。この点をお含みおき下さい。

各グラフの数値は「人数」を表します(N=26)


 
 
 
 

授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足
・内容・わかりやすさについて
 特別な教育的ニーズに関する興味が深まった。わかりやすかったです。
 丁寧で内容の濃い授業で良かった。
 内容が豊富でとても興味深いものでした。
 体系的によくまとまっていた。
 とても丁寧な講義であり,人柄が良く伝わってきました。
 体系的で具体的な内容も取り入れられていたので,とても良いと思う。
 興味のある話でおもしろかったです。
 興味のあることを多く講義していただき,大変参考になりました。
 イギリスの制度やSENへの対応について興味を持って話を聞けたことが良かった。
 現場のこともよく知っておられ,英国の特別なニーズ教育,日本の新指導要領についてよく理解することができた。
 集中講義の4日間で「特別な教育的ニーズとサービス(対応)のありかたについて」とてもまとまった内容でわかりやすかった。
 4日間という短い期間に豊富な内容でわかりやすく講義していただきました。
 わかりやすい説明で良かったです。
 資料がしっかり用意されていて,わかりやすかったです。
 なによりも,特別な教育的ニーズ論に関心を持っていただくことができて嬉しく思います。
 教育法制は,実際の教育実践とのつながりが見えにくい場合もあるので,時には「実践には無意味」であるなどと軽視されてしまうことさえありますが,社会的な視座も含めてしっかりと理解しておくことが必要である理由を授業の中で説明しましたよね。
 この点をふまえて教育課程について関心を持ってもらうことができたことが何よりでした。
・内容・進め方について
 法に関する歴史というちょっと難しそうな話を様々な背景を取り混ぜながら話してもらって良かったです。
 法律のことだけでなく,現場との関わりもされている内容等も盛り込まれており,集中して聞かせてもらえた。
 穴埋め問題等もさせてもらい,来年度の教員採用試験にも役立たさせてもらおうと思っています。
 盛りだくさんの内容を集中でしていただいたが,できれば通年でお聴きしたかった。
 非常にテンポ良くご講義していただきありがとうございます。
 なにしろ,集中講義では4日間も朝から夕方まで授業が続きます。それ故に,なかなか集中して参加することは難しいものです。特に,教育法制などが内容ですと,とても退屈に感じられることもあるでしょう。
 そこで,できるだけ実践的な話や,要点を記入する形式のプリントなどを用意するようにしました。
 本当は,もっと一つひとつの内容について補足したいことがたくさんあったのですが,集中講義という性格上,幅の広さを優先させました。
 ちなみに,穴埋めプリントの形式は,みなさんの先輩にあたる兵庫教育大学の大学院生だった方からの要望をもとに取り入れたものなのですよ。
・内容に関する要望
 小学校で教育課程に携わっている教員です。自分自身,養護学校等の経験もない上で交流教育を進めています。千葉の例を教えていただきましたが,交流教育に対する通常学級担任の小学校内研修をどのように組んでいくかに触れていただけたらと授業後思いました。はじめに伝えれば良かったのですが。
 日本の障害児教育についてだけでなく,外国での様子などを知ることができた点が良かった。義務教育の課程や高等養護学校を卒業した後の障害をもつ人々の暮らしに関して,日本の実状や問題点なども知りたい。
 残念。是非,質問していただきたかったですね。
 上記にもふれましたが,一つひとつの内容についてもっと詳細に取り上げることができればよかったのですが,また別の機会に。
 千葉の方にいらした際にでもお立ち寄り下さい。
 お話ししましょう。
・その他の要望
 学生の質問には簡潔明瞭に答えていただけると助かります。質問内容から逸脱した(越えた)回答が多いと思います。
 先生の話が少し早い。
 穴埋めの問題は良い刺激になりましたが講義に集中できにくい面もありました(ドキドキして)
 私の勉強不足のせいなのですが,専門用語やその略語等が出てくることがあったので少し困った。
 他の集中講義と日程が重なっているのは困る。
 そうですね。これはときどき指摘されます。改善するよう努めたいと思います。
 穴埋め方式は,ドキドキして緊張しましたか?眠くならなくてよかったでしょ?というのは冗談にしても,十分に時間をとって各自に穴埋めをしてもらってから解説できれば良かったかと思います。初日にすべてのプリントを配布しましたので,2日目以降は(予習してくださっていることを前提に)あえて,あまり各時間のはじめに記入のための時間をつくらなかったのですが・・・
 他の集中講義との重なりについては,私にはどうしようもありませんので,兵庫教育大学にお伝えしてみます。
・その他感想
 すごく勉強になった気がする。
 外部講師の先生は質の高い先生が多いように思います。
 (笑)
 大学院の授業としては内容的に簡単なはずなので,きっととても集中して参加してくださったのですね。



 講義の概要


講義の性格
 イギリスの特別な教育的ニーズ論,及び学習指導要領や教育課程編成の解説。
 4日間の集中講義。2単位。

 対象は大学院1−2回生。
 講義のねらいは,障害児教育に関わる教育法制の特徴を理解することにおいた。

使用したテキスト
 なし

授業の進め方
 特別なニーズ教育に関しては補助資料を,学習指導要領他の教育課程については,穴埋め式の補助教材プリントをそれぞれ使用して,内容の解説をしながら授業を行った。

評価
 評価は出席と最終日の小テストにより行った。



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ご意見などは
sanagi@e.chiba-u.ac.jp