受講生による授業評価

学部 「発達障害指導法T」(00年度)  講義担当者:真城
 

 授業評価調査の結果      講義の概要




授業評価調査の結果
このページの質問項目は、群馬大学で利用されていた授業評価の項目を使わせていただいております。

各グラフの数値は「人数」を表します(N=70)

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
 

授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足
・補助教材(プリント)に関するもの
回プリントが配布され、穴埋め形式になっていたことで集中して取り組めた。しかし選択肢が用意されていなかったら、私にとって難しすぎたと思うのですごくわかりやすく勉強しやすいプリントだったと思う
プリントの他にもっと具体的な資料や写真、VTRなどがあるとさらにわかりやすくなると思います。
プリントになっていて必要な知識(どこを勉強し覚えるべきか)がわかりました。1〜2年で指導法Uより先に受けておきたかったです。
プリントにまとまっているので勉強しやすい。
毎回のプリントはとてもよく整理されておりわかりやすく思いました。
プリントはすごくわかりやすかった。
プリントが勉強しやすくてよかった。
プリントにまとめてあるのでわかりやすく大切なところがよくわかるのでよかった
プリントがわかりやすくまとめられていた。
いつもプリントがきちんとまとまっていてよかった。わかりやすいプリントだったので試験前の復習に役立つと思う。
プリントはおおむねうまく活用してもらえたようです。
内容的には基本事項に絞りましたが、なお難しいという声がありました。
この授業は対象を1年生から4年生までに拡大しているので(より早い時期から専門科目を履修できるようにとの意図から)、1年生の前期では、やはり内容的に難しいかもしれません。
基本対象は2年生ですが、その点を改めて周知する必要があるかもしれません。
・講義の内容に関するもの
教員採用試験に向けていい勉強になった授業だった
教員採用試験に出るようなことをやったのでよいと思う。
ちょっと1年生にはレベルが高かった
知的障害養護学校を希望していなかったので(肢体不自由)少し残念だった。
時代背景もわかりよかった。
昨年度のこの授業では、肢体不自由教育を内容に取り上げていましたので、それを想定して受講された方には申し訳なかったと思います。
採用試験のことも多少は意識しましたが、以外に印象に残っていたのですね。
・授業の進め方に関する感想・要望
説明が長すぎるときがあった。ぼんやりしてしまい、あまりきいていない。
しゃべりを最後までハッキリ言ってほしい
説明が聞き取りにくいときがあった。
先生の説明が非常にわかりやすかった。
詳しく丁寧に講義してくれていてわかりやすかった。
理解しやすく説明してくださったのでよかったと思います。
淡々と進んでいたのでどこが重要かよくわからなかった(全部重要なのかもしれないけど)
授業が淡々と進んでいたので面白みがなかった。
プリント以外に補足説明をしていただけわかりやすかった。具体的な例による話で理解しやすかった。もっと聞きたいとも思いました。
授業はわかりやすかったからよかった。
進むペースが少し遅いように感じた。
話し方については工夫するようにします。
穴埋め式のプリントを使いましたが、解説するだけで授業時間がなくなってしまうことが多かったかもしれません。ときに「淡々と」解説が続くようになってしまっており、聞いているのがつらかったかもしれません。これも改善の余地がありますね。
進むペースについては、対象学年の幅が広く、設定が難しいところ。どうしたものでしょうか。
・出席の評価について
私は全部ちゃんと出席していたのに一部の人のせいでそれが評価されないのは悔しかったです。
出席の取り方が違う方法だとよいと思う。ちゃんと出席してる人を評価できる方法で。
出席については、プリント提出か名前を書いてもらうなどをしては?(名前も本人が書くように同じ紙に書くように)
当初は毎回の自己採点結果を出席票がわりにして提出してもらっていましたが、再三の注意にも関わらず、実際の参加者よりも提出される受講票の数が多いという事態が繰り返されたために、出席をとるのをやめました。
毎回、きちんと出席してきてくれた(本当はこれが普通なのですが)人には申し訳なく感じます。出席の取り方を改善します。(提案ありがとう)
・その他の感想
1学期間でしたが障害理解教育にあたっているものとして基礎的なことを学ばせていただき大変ありがたいと思いました。先生の話し方、声、大変聞きやすく(言葉ではうまく表せないのですが)誠意が感じられる授業でした。(それだけに学生さんの何人かの態度には少々ムカつきましたが?狭き門をくぐり抜けてきたあの頭脳は?)
先生の障害児教育への思い入れ、私たちが配慮すべきことが制度、法律などの話の中にたくさんあったと感じました。
時々、話される中に障害児(者)に対する先生の人間性を感じることができました。研究だけでなく実践の場に足を運ばれる姿に感激しました。障害児をもつ親としても先生の講義を受けられたことを嬉しく思います。講義が楽しみでしたので休講となるとがっかりしました。
休講が多かったと思う。
できればもう少し広い教室であればよかったと思う。休講が多かったのが残念です。
とてもわかりやすく、また興味深い講義をありがとうございました。これからの教育実践の中で役立てていきたいと思います。
項目を事前に決め手作りのプリントでご指導をいただきありがとうございました。わかりやすくユーモラスでやさしさのにじみ出る真城先生の性格のよくわかる授業でした。試験に関する情報量の少ない私たちに一助をいただければありがたいです。
学生の目を見ましょう
養護学校の授業研究会などが重なるなどしたために、連続して休講になるときがありました。できるだけ休講にしないようにしたいのですが、毎週10コマもの授業があるために、臨時のスケジュールが入るとどうにも調整ができなくなってしまいました。申し訳ありませんでした。
「学生の目を見ましょう」とのご指摘、ごもっともですが、なにぶんにも大勢の前にでると・・・・。確かに質問があるようなときに、目で訴えている人もいるかもしれませんものね。がんばって努力します。



 講義の概要


講義の性格
 主に知的障害を対象にした学習指導要領や教育課程編成の基礎講義。半期2単位。
 対象は学部の1−4年生。今年度は長期研修生の受講もあった。
 講義のねらいは、知的障害教育に関わる教育課程編成のための「基礎知識の習得」においた。
 取り上げた内容は、知的障害教育の基礎、学習指導要領(障害児教育関係)の変遷、学習指導要領(障害児教育関係)改訂の特徴、知的障害教育における各教科、道徳、特別活動、自立活動、及び総合的な学習の時間の取り扱い、領域・教科を合わせた指導、高等部の専門学科、個別の指導計画、特殊学級での教育、通級による指導、そして交流教育に関する概説である。

使用したテキスト
 なし

授業の進め方
 講義は穴埋め式の補助教材プリントを使用しながら授業を行った。
 授業のはじめにプリントを配布し、約20分間で各自に回答させて、その後、内容に関して解説をする方法で行った。

評価
 評価は試験により行った。
 当初は出席点も考慮することにしていたが、受講票が正直に提出されない状態が続いたために、出席点は評価対象外にすることとした。
 ただし、開講当初に出席点も考慮する旨を伝達していたので、期末試験において十分に実力を発揮できなかった学生に関してのみ、出席を個別にチェックする手続きを経た後、考慮に加える余地を残した。(個別チェックの仕方は非公開→事前対策につながってしまうので)



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sanagi@e.chiba-u.ac.jp