受講生による授業評価

特殊教育特別専攻科 「発達障害児教育演習」(夜間開講科目)(00年度)  授業担当者:真城
 

 授業評価調査の結果      講義の概要




授業評価調査の結果
このページの質問項目は、これまで私の授業で実施してきた評価項目をもとに作成した演習用の評価項目を使っています。

各グラフの数値は「人数」を表します(N=5)


 
 

授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足

 一人ひとりのテーマが異なるため、いろいろな内容を勉強できました。自分自身の勉強不足がよくわかりました。これからもっと勉強していきます。

 自分が今後どのような学習をしてゆけばよいのか示してくれたところは、とても心強かった。先生に相談すると何でも知らないことがないくらい教えていただいて、とても勉強になったし、障害児(者)教育や支援についてもっと学習しようと思った。ビデオはとてもよかった。月一回位みれるとよかったかも。

 それぞれ個人の興味が違ったので、いろいろなことが発表され、非常に興味深かった。一つ一つの発表に対する先生のコメントはとても深く、わかりやすいものだったので自分の考えを深めるためにとてもよかったと思います。

 自分からは読むことはないであろう本についても授業の中で内容も伝えてもらい、そのことについて感想を述べ合うことで、視野を拡げるきっかけになったと感じました。一つの事柄から発展して、先生がお話しして下さることが興味深く楽しい授業でした。

 自分はこれまで障害というものを決まった一方しか見たり、考えたりしていなかったが、この授業でいろいろな方向から見たり、考えたりすることが学べた(正しい答えはなかったり、一つではなくて複数が可能なこと)。

 今年の受講生は、全員が社会人でした。
 忙しいスケジュールの中で、毎週のレポート課題をよく準備して努力してくれていました。関心がそれぞれ異なるものだったことが幸いして、お互いに学習のは場を拡げることができた点はよかったと思います。
 ただ、裏を返せば、一つのテーマについて深く掘り下げるという点では課題を残しました。
 私自身の力量と合わせて、今後、幅の広さと深い掘り下げの両立をどのようにして図るのか、考えてみたいと思います。
改善してほしい点
 施設見学に出かけるなど座学以外のものがあると関心が高まるかも。週1回のレポートは少しきつかった。

 授業時間内は無理だとしても、延長は15分くらいにしてほしい。授業後に仕事があったり、かなり通学に時間のかかる学生もいます。

 たしかに、休日等を利用して、学外での学習機会も「演習」としては用意できればよかったですね。「夜間に開講する=そこしか時間がない」と思いこんでいた面があったと思います。考えます。
 なかなか全員がそろうのに時間がかかってしまうことが多かったこともあり(みなさん、仕事がおわってからとんでこられてました。遠方からの方も含め、本当に大変だったと思いますがよく努力されてました)、授業時間が延長してしまうこともしばしばでした。帰りのことや、その後のスケジュールをこれまで以上に考えないといけませんね。(反省)



 講義の概要


講義の性格
 発達障害児の教育に関する様々な文献を購読し、それについて討論しながら、課題を把握し、考えを深める授業である。通期2単位。
 履修者は特殊教育特別専攻科の夜間課程履修者。
 授業のねらいは、障害児教育に関する文献を幅広く読み、課題の所在についての自覚を促すとともに、受講生の専門的関心を涵養することである。

使用したテキスト
 特に指定なし

授業の進め方
 毎週、各受講生は論文や書籍などの資料を用意し、その内容について報告し、討論する形式で進めた。

 評価
 評価は各自の毎回の報告及び授業への参加の仕方によって行った。



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ご意見などは
sanagi@e.chiba-u.ac.jp