授業評価:  2007年度 学部 特殊教育学(2年生以上);障害教育概論(1年生);特別専攻科 障害者教育概論
 担当:真城知己


   N=45

評 価 項 目 4:とてもそう思う
1:全くそうではない
1.あなたは、この授業の内容に興味を持ちましたか? 3.61
2.あなたは、この授業の内容を十分に理解したと思いますか? 3.21
3.あなたは、この授業によく出席し、意欲的に学ぼうとしましたか? 3.56
4.あなたは、私語をせず、クラスの環境作りに協力しましたか? 3.56
5.シラバスの記述は、この授業内容と一致していましたか? 3.51
6.担当教員の声は、明瞭で聞き取りやすかったですか? 3.74
7.担当教員は、意欲的に講義を進めていたと感じられましたか? 3.77
8.板書、教科書、資料やAV機器などの使用は、適切だと思いましたか? 3.37
9.予習・復習や課題等についての指示は、適切だと思いましたか? 3.28
10.担当教員は、学生の質問や意見に配慮していると思いましたか? 3.59
11.あなたは、全体的にこの授業に満足しましたか? 3.67
12.あなたは、他の学生にこの授業を推薦したいと思いますか? 3.59
13.授業内容は、将来教師になったときに役立つと思いましたか? 3.68
14.あなたは、教員になりたいという希望を持っていますか? 3.75
授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足
・進め方・ペースについて
 ・6月の間、教育実習に行っていたため、6月の分は受けられなかった。だが、4・5月でNo.3までしか進まなかったのに、帰ってきたらNo.8まで終わっていて、No.4-8までの5枚は自分でやらざるを得ず、前期の学習内容の半分が自習という事態になった。進度を当分にして欲しかった。
 本来、この授業は、学部の1年生を対象にしたものですので、教育実習で途中に抜けることは想定されていません。
 おそらく主専攻の必修授業などと重なって、これまでに受講できなかったのでしょう。教育実習や観察実習、介護等体験などについては、出席ではもちろん不利にならないように配慮しますが、欠席の期間についてまではさすがに配慮できないこともあります。
 なぜなら、大学に入学して間もない学生たちに、最初から進度を速くして授業をしてしまうと、もっとも大切な基礎知識を十分に理解できないままにさせてしまうことの方が問題が大きいからです。あくまでも1年生を対象にした授業であることをご理解下さい。
・内容について
・今まで現場で仕事をしてきた中で、法令に関して何が根拠となり、どのようなことが背景となっていたのか等、十分わからずにいたことが多かったのを改めてわかり勉強できてよかった。現場と照らし合わせた講義内容はとても興味を持ち、講義を聴くことができた。講義を聴けばきくほど、自分が現場に戻り(現在特別支援学級未設置校通常学級担任)として、障害理解教育を職場、児童、保護者、地域に向けどのように発信し、啓発していかねばと考えてしまう。
・一つひとつ具体的に熱心に教えていただきました。今後の授業、生活、実習にも役立つ知識、問題意識のもてる授業でした。
 ・先生のお話をお聞きするたびに、勉強しなくてはという気持ちにさせられました。授業が体系的でまとまっていて、先生の熱意があったからだと思います。扱う内容も、たとえ通常学級に行こうとしている人でも知ってなければならないものなので、ぜひ他の学生にも推薦したい。必修にしてもよいのではないかと思う。
 授業の中では、理解を促したり、具体的な課題意識を持つことができるように、できるだけ学校などでの様子について例示をするように意識しています。
 入門の授業ですから、さらに学習を深めたいという気持ちになっていただけたことを嬉しく思います。
・補助プリントやスライド・ビデオについて
・資料が大変よく、予習、復習に役立った。

 ・各時間のプリントがとてもよく整理されていて、わかりやすかったです。沢山の情報が詰まっていて、貴重な資料となりました。真城先生のもっているたくさんの知識や、どの障害にも分け隔てのない、愛情のこもったコメント、いろいろな立場の人たちへの配慮と行き届いた言葉にいつも感動していました。ありがとうございました。

 資料には、毎年新しい内容を加えるなどして内容の更新をしていますが、今年は特に法改正がありましたので、それに関する内容を丁寧に取り扱うようにしました。

・その他の感想
 ・1限なのに、一度も欠席しなかった講義は今回が初めてです!ちこくは何回かしたけど、なんとか講義が始まる前にはいることができました。真城先生の話が聞きたくてがんばりました。先生の話はとてもわかりやすくて、幅が広くて、聞いてて感動しました。ありがとうございました。あまり無理をなさらないよう気をつけて、これからもこの講義を続けていって欲しいです。
 それはそれは・・・ありがとう。3年生ですね?こんなふうに一所懸命に受講してくれた人が、ひとりでもいてくれたことは授業をしている立場からは、何より嬉しいことです。救われた気がします。