受講生による授業評価

福岡教育大学特別専攻科「特別支援教育基礎論《(07年度)  講義担当者:真城
 

 授業評価調査の結果      講義の概要




授業評価調査の結果
このページの質問項目は、これまで私の授業で実施してきた評価項目をもとに作成した評価項目を使っています。

各グラフの数値は「人数《を表します(N=25)


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
 

授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足
・進め方・ペースについて
・説明するだけでなく、ビデオを見ることによって、その年代ごとの障害のある子どもに対する教育や社会における見方等を知ることができ、大変勉強になった。
・作品を通して、その時代背景を学ぶという形式がとてもわかりやすかったです。3日間、ありがとうございました。

・学生の意見をよく取り入れながら、分かりやすく解説していただいたので、とても理解しやすく感じました。また、幅広い内容で話を聞くことができ、興味深かったです。ありがとうございました。
・難しいことをかみくだいて説明してくれて、すごく分かりやすかった。すごく教員の立場になって考えて下さっていて、現場に役立つことをたくさん教えて頂けました。ありがとうございました。

 3日間、同じようなペースで朝から夕方まで授業を受け続けていたら集中できないですものね。
 また、どうしても抽象的な思考をすることが長くなってしまうので、映像を見ながら自分の言葉で人に話すことを通じて、今年1年間の学習を各自なりに整理していただけるような授業にできればよいなと思っています。もっとも、私は非常勤ですから、余計なことをしてはいけないのですけど。

 

・内容について
・今まで見ることがあまりなかった視点から特別支援教育を学ぶことができたのでよかったです。
・先生が伝えたいという内容は強調されていて分かりやすかったです。今までの自分の考えを考え直す機会になりました。

・特別支援教育に対する理解がさらに深まり、おもしろく、興味のもてる授業でした。ありがとうございました。
・とても面白かったです。個別の指導計画があるものの、「社会と障害《について考えることは少なく、教育と福祉を総合的に説明していただけたので、深く学んでいき、教育的目線、福祉的な目線でなく、トータルで向き合えるようになりたいと思いました。有り難うございます。
・障害についてしっかりと受け止めて考えることができたので、とてもよかったです。ありがとうございました。

・背景がすごくよくわかりました。考え方(特別支援教育、特別な教育的ニーズ)もなるほどと思いました。

・良:例をあげて話をいただいたところが良かった。改善点:先生の口癖の「その~《が気になって、内容に集中できなかった。

 特別な教育的ニーズやインクルーシヴな教育について、成立背景を理解しながらとらえていくと、上思議なくらいに教育も福祉も社会もつながっていることをしっかりと実感できるはずです。
 教育制度や理論は難しい、つまらないと思っている方も多かったと思いますが、今のように流動的な時代だからこそ、理論をきちんと理解しておかなければならないことをお伝えできればと思っています。

 「その~《っていいますかね(笑)。自覚がないので困ったものです。たぶん、考えながらしゃべっているときなのかも知れませんね。聞きにくい話し方だった点、ごめんなさい。

・ビデオ・資料について
・ビデオ内容は良かったけど、1本が少し長く感じた。資料がそろっていて、内容も良かった。
・古い映像資料はとても参考になりました!
 今のようにたくさんの指導書も考え方の共通理解もなされていないような時代の作品の中で、教師が自らの目を通して子どもたちの姿をしっかりととらえようとする姿勢が描かれていましたが、そうした意識を私達は忘れないようにしなければいけませんよね。
・その他の感想
・この「特別支援教育基礎論《は、特専の最後のまとめの講義となり、とても有意義だったと思います。先生の講義はとても興味をそそられました。自作のビデオはすごいですね。
・特にありません

 お金がないので、自作するしかなくて・・・(笑)



 講義の概要


講義の性格
 特別専攻科「特別支援教育基礎論《。
 今回は、「障害と社会《、「特別な教育的ニーズ《、及び「インクルーシヴ教育《の3つのキーワードを相互に関連づけながら構成した。集中講義2単位。

 対象は特別専攻科。
 講義のねらいは,障害児教育に関する学習を通じて獲得してきた知識を各自の中で消化するための視点を提供することにおいた。単に知識を提供するだけでなく、自らの言葉で考えることを特に重視した。具体的には、表面的な理解にとどまりがちな国内外の様々な制度や理論の「背景《を理解したり、社会の中で「障害《がどのように位置づけられているのかを、1980年頃、1990年頃の映像作品を比較検討することで考えたり、1940年代の映像作品をみて考えるなど。

評価
 評価はレポートによりに行った。



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ご意見などは
sanagi@faculty.chiba-u.jp