授業評価:  2011年度 学部 障害教育概論; 特別専攻科 障害者教育概論
 担当:真城知己


   N=74

評 価 項 目 4:とてもそう思う
1:全くそうではない
1.この授業内容について、あなたの興味・関心が高まりましたか? 3.73
2.あなたは、この授業の内容について理解度が上がったと思いますか? 3.70
3.あなたは、この授業の内容を、意欲的に学ぼうとしましたか? 3.47
4.シラバスの記述は、この授業全体の内容に照らして妥当であったと思いますか? 3.49
5.担当教員は、意欲的に授業を進めていたと感じられましたか? 3.70
6.予習・復習や課題等についての指示は、適切だったと思いますか? 3.55
7.担当教員は、学生の質問や意見に配慮していたと感じましたか? 3.54
8.あなたは、全体的にこの授業に満足しましたか? 3.65
9.この授業の目標や内容は本学部(または大学院・特別専攻科)の専門的授業として適切だったと思いますか? 3.78
授業に対する意見(評価点・改善要望点)
受講生からの意見の内容
(原文そのまま記載)
意見をふまえた授業者(真城)の補足
・進め方・ペースについて

 ・講義資料が大変わかりやすく、障害教育について初めて学ぶ自分にとっても理解しやすかったです。また、授業中の講義資料に関連する話がとても興味深く、今後役に立ちそうだと思いました。

 ・出席をしっかりとってほしい

 とにもかくにも今年は電力問題で、授業のペースを大幅に変えなければならず、ご迷惑をおかけしました。
 土曜日の授業を補うために、各自に課題を出しましたが、皆さんいろいろなところで探してきてくれました。大学レベルでの内容にするためには、点字版の内容のみならず、利用者の視点から設置方法や内容についての具体的な解決方法を生み出すことにつなげなければなりません。
 この授業で基礎知識の確実な獲得と併せて設定した、課題意識を持つということをもう一度意識して、みなさんそれぞれの行動につなげて頂けると嬉しく思います。

 出席については、きちんと出席している人が、そうではない人と同じように評価されることへの不満もあるのでしょうね。出席を数回とりましたが、そのうちの2回で、実際に出席していた人と出席票の人数が一致しませんでした。それで、それ以降、出席をとることはやめ、授業に出ている人にメリットがあるように、内容と進め方を変えました。
 受講していてそのことに気付いた人もいるかもしれませんが、プリントに示した内容に加えて補足する事柄を増やしました。そして、これまでの採用試験で出題される傾向の高い要素の事柄や、実践において教員のスキルアップにつながる視点などを追加しました。きっと将来役に立つはずです。
 もっとも、このために授業のペースが予定よりも遅くなり、最後のプリントまで解説できませんでしたが。残りのプリントの内容は、「障害児教育課程論」の授業でも取り上げられる内容のはずですので、そちらも併せて受講してみて下さい。希望者が多ければ、授業とは別に補講をしましょうか?
 とりあえず、残り2枚のプリントの解答は、ダウンロードのページに掲載しておきます。

・内容について

 ・まんべんなく教育について理解できたと思う。わかりやすかったし、自分の中での考えも深まった。
・知識が増えた
・障害教育の最初の段階の全般的なことがよくわかり大変よかった。

 ・一番好きな授業でした。
 ・寝坊ばっかりでごめんなさい

 特別支援教育の一番基本になる授業であることを強調しながら進めてきました。
 今年、特に印象的だったのは、基本の用語や概念をきちんと学習して欲しいと伝えていたことに対して、数万円もする高価な専門の事典を購入したいと希望してきてくれた学生が10人以上もいたことです。少しでも買いやすくなればと、出版社の方にもご配慮頂くことができましたし、端数の部分は私がポケットマネーで補填しましたが、それ以上に、皆さんの姿勢が嬉しく感じられました。
 事典は、しっかり活用して下さいね。